6月の「今月の本:Book of the Month」は、「小さい事にくよくよするな(Don't Sweat the Small Stuff) 」です。
この本の全体的な語彙難易度は、前回の本「スタンフォードの自分を変える教室」よりは若干高目ですが、あまり心配いりません。3000語の語彙力で95%、8000語で98%の理解が可能です。
(8000語の例:実際にこの本から抜粋)
blurt, budge, cliche, compulsive, constrict, defuse, disrespect, epitomise, frivolous, grandiose, insidious, neurotic, ox, pertain, spar, upcoming
これらを見て「難しいな、、」と思わないでくださいね。仮に単語が分からなかったとしても、筆者は読み手に理解をしてもらうため、平易に文章を構成しているので、大意を掴むのは難しくはありません。
例えば、こちらからの抜粋ですが、以下のような実例が紹介されていました。
There is something rejuvenating and peaceful about being alone and having some time to reflect, work or simply enjoy the quiet.(p.69)
この 単 語 の 意 味 は 分 か らな くて も,セ ンテ ンス を 理解 す る の に,ほ とんど障 害 とは な らな い 。 なぜ な らandで 結 ば れ て お り,次 のpeacefulと 並列 す る 意 味 を考 え れ ば よい か らで あ る 。「落 ち着 か せ る」「自分 に戻 れ る」「心 が 元 気 に なれ る」 ほ っ とす る」 な どが 考 え られ よ う。
ちなみにこの単語、rejuvenating は9000 Word Familiesに属している単語でした。
また、前出の論文によると、この本を「英語中級者(英検2級〜準1級)向け」と紹介しています。
なにより2ページで1つのエッセーのように書かれているので、仮に一部分からなくても、次に進んでOKです。
(この本の主旨の「小さな事にくよくよするな」と合致しますね!(^^)!)
20年ほど前に出版された本ですが、全世界で3000万部以上の売上を記録しているそうです。
シンプルに書かれた、豊かな人生を送るための核心を突いた本です。
ご一緒にいかがでしょうか。
関連コース: